自治体の倒産(2000年 1月25日)宛先 : Yさん

Y様

山本勝敏です。

>先日、名古屋市の財政について、2時間程話を聞く機会がありました。
>名古屋市も赤字財政で借金がどんどん増えている状況である。
>そんななか、愛知万博をしたら、名古屋市は倒産してしまうとの事でした。

>そこで私が感じたのは、愛知万博までは、たくさんの工事が発注されて、
>そこに絡む人達は、潤うのですが、万博が終わってから大きなシッペ返しを
>もらうのではと感じてしまいます。
>シッペ返しとは、名古屋市が倒産すれば、一気に工事はでなくなり、
>公共料金は高くなり、もしかすると図書館も有料になるかも。
>そしたら、ものすごく生活しづらくなるのではと思ったら、
>多治見市東町に作ろうとしているセラミックパークも危険ではないかと感じます。
>それの維持が出来ず多治見市が倒産するのではと感じました。
>どんなものでしょうか。

自治体の倒産は、今後確かに有り得ると思います。
アメリカでは、オレンジ郡というところが破産したそうです。
もっとも、日本の国自体も危ないと思います。

多治見の借金は、一人あたり約40万円。(総額約400億円)
我が家は3人家族なので120万円。両親の分を入れれば200万円の借金。
国の借金も含めて考えたら(一人数百万円)、ゾッとします。

セラミックパークは、確かに危険だと思います。
維持費は、岐阜県・多治見市・土岐市・瑞浪市・笠原町・経済界で分担しますが
多治見の分担分がかなりのウェートになります。
多治見の負担は、少なくみても年間1億円以上、へたすれば数億円になります。

これは多治見単独でなく、県も交えた広域行政で計画されたもののため
我々議員が直接的に関与できない部分が大半です。残念ですが…。

また、この他に川南に今建設中の製販一体型施設も問題をはらんでいます。
これは通産省の外郭団体の事業ですが、多治見の負担が心配です。

私としては、これら施設ののちのちの活用方法を考えていきたいと思ってます。
つまり、市の負担を増やさないよう、将来的には民間に売ってしまうとか…。
これぐらい大胆に考えないと、今の財政は解決しないと思います。

いずれにしても、これらの問題は根が深く、微妙な点も多々あるので、
これ以上メール文章では説明がしにくいので、またの機会にでも話しましょう。