新焼却炉への懸念(2000年 8月24日)宛先 : y-net

山本勝敏です。
もう一度、こんばんわ。

Mさん、ご質問ありがとうございました。

「ゴミを減らすつもりなのに、大規模な炉が必要かどうか?」
とのご質問に答えます。

その議論も随分されてきました。
今回の炉の寿命は20年とみています。

(たった20年間のために127億円を使ってしまうことに対しては
私は大変な疑問を持っており、設備の更新による延命策が取れるように
すべきとの主張をしておりますが、その話しは先ずは置いといて…)

つまり、この先「20年」は、ゴミを減らしていっても
この程度の規模の炉(170t/日)が必要との考えです。

炉規模は、人口予測、ゴミ排出量予測などに基づき、詳細に算出されてます。
私が個人的に入手している算出資料では、A4で20枚以上ありますので、
ここでは説明しきれませんが…。
また、今回の場合、下水道汚泥(笠原町の分も含む)をゴミと
一緒に混焼しますので、その分、炉規模が大きくなっています。

ただ、私が問題だと思っているのは、炉規模ではなく、
この炉の特性上、ゴミが減りすぎると焼却できない、
つまり、一定量のゴミがないと焼却できなくなる点です。
これは下水道汚泥の混焼に起因する特性で、
下水道汚泥は全体の30パーセントまでしか燃やせない
という制約があるからです。

執行部は30パーセント以上になることはないと言っていますが、
仮にゴミが減りすぎたら、他市からゴミを持ってくることも
必要になる可能性があるのではと思ってます。

いずれにしても、「20年後」より先は、別の方策を考えないといけない、
また、そうなるように元からゴミを減らしていかなければいけないと言えます。
いたし、かゆしの部分があります。