山本勝敏です。
皆さん、こんばんわ。
先日ご報告したように、「自治体の合併について」の
視察報告書をまとめましたので、以下に記載します。
この報告書は、11月13日〜14日の埼玉県富士見市と東京都保谷市の
視察調査の報告で、11月28日に議長宛に提出したものです。
本当は、添付ファイルにしたほうが良いのでしょうが、
私はマックですので、ウインドウズの方とはどうも添付ファイルの
やり取りが上手く行かないことが多いのです。
よって、全7ページの報告書のうち、3分の1程度を以下に抜粋しました。
もしも、省略した部分を読んでみたい方がありましたら、ご連絡下さい。
個人宛にお送りします。
内容のポイントは、富士見市での2市2町合併については、「JC」の皆さんが
「住民発議」を起こして、住民主導で合併論議が始まったところ。
保谷市では、市長同士が合併を公約として当選し、最後は「住民投票」で
合併を正式に決めたところ。来年1月に西東京市になります。
それから、この「合併問題」については、最近では、Nさんからのご意見や
Oさんからの笠原でのシンポジウムのご報告など、ありがとうございました。
では、よろしければ以下お読み下さい。
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多治見市議会議長
木全 迪昭 様
総務常任委員会 視察調査報告書
平成12年11月28日
総務常任委員会
委員長 山本 勝敏
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■視察調査参加者
委員長 山本勝敏 副委員長 岡田智彦 委員 若尾円三郎
委員 井上あけみ 委員 増本喜代光 委員 若尾靖男
委員 木全迪昭
■視察調査概要
1. <場所> 埼玉県富士見市(人口約10万人)
<内容> 2市2町合併について(富士見市・上福岡市・大井町・三芳町)
<日時> 平成12年11月13日(月)
<担当> 富士見市・上福岡市・大井町・三芳町合併協議会
事務局次長 岩崎信夫氏 他
富士見市議会 事務局長 石川 勇氏 他
2. <場所> 東京都保谷市(人口約10万人)
<内容> 2市合併について(保谷市・田無市)
<日時> 平成12年11月14日(火)
<担当> 田無市・保谷市合併協議会
事務局次長 斉藤 治氏 他
保谷市議会 事務局次長 島崎隆男氏 他
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1. 富士見市「2市2町合併について(富士見市・上福岡市・大井町・三芳町)」
【調査理由】
昨今、多治見市やその周辺において、各方面から合併に関する話題が頻繁に
あげられている。また、自治省による市町村合併の推進や地方分権時代の到来
などにより、全国的に合併の潮流が訪れていると言える。
このような状況下で、多治見市もいずれ合併について、今以上に検討を進める
必要が生じると考え、現在合併を検討中である富士見市を調査することとした。
なお、富士見市は、住民発議により合併協議会が設置されている。
【調査報告】
平成10年の2市2町与党議員連盟による合併の要望に始まり、平成11年に
東入間青年会議所(JC)が署名活動を行い、住民発議によって、
富士見市・上福岡市・大井町・三芳町合併協議会が、平成12年4月に設置された。
ただし、この協議会は合併を前提とはしておらず、今後、協議会で合併の是非
について検討し、平成14年3月までに合併するかどうか結論を出す予定である。
現在は、各首長の合併問題へのスタンスにはかなりの違いがあり、
富士見市長は「合併の必要性はある」、上福岡市長は「平成16年度中に合併を」、
大井町長は「合併には否定的ではないが、広域連合という考え方もある。
5年後の国勢調査では市に昇格できる可能性もあり、タイミングも考えたい」、
三芳町長は「合併にはまったくの白紙。議員や住民には合併反対の声が根強い」
(以上平成12年4月1日読売新聞)と述べており、先行きは不透明である。
以下に、先方の説明と資料に基づき、詳細についてまとめておく。
<2市2町の規模と署名数など>
(略)
<合併問題の前提となった広域での取組み状況など>
(略)
<これまでの主な経過>
(略)
<今後の予定>
(略)
【所感】
2市2町与党議員連盟の決断力、JCの行動力など、参考となる点が
多いと言える。
特に、1ヶ月という短期間に、必要数の5倍以上の署名が集まったことは
驚きであるとともに、地域住民の合併問題への感心の高さがうかがえる。
また、各首長の意見の相違はどの地域でも想定されることであるが、
このケースは、住民発議制度が利用されれば、首長の考えとは関係なく
合併協議会という公の検討の場を設けることが出来る、という良い事例で
あると言える。
今後どのような経過を経て、どのような結論が出されるのか注目したい。
2. 保谷市「2市合併について(保谷市・田無市)」
【調査理由】
富士見市と同様の理由で、保谷市を調査することとした。
なお、保谷市では、富士見市のように住民発議はなされておらず、
行政・議会主導で合併協議会が設置されたようであり、
両者の相違点などについても調査したいと考えた。
【調査報告】
保谷市が田無市を取り囲むような地形になっており、
一体的な市街地が形成されている。
古くは昭和40年代にも合併話があったが、
当時はそれぞれが町から市となり、合併には至らなかった。
平成9年に、両市の市長がそれぞれ合併を公約に掲げて当選してから、
具合的な動きが出てきた。
先ずは、任意の合併協議会が設置され、新市将来構想などを策定した。
その後、法定の合併協議会が設置され、新市建設計画の策定や合併に
関する協議が行われた。
そして、最終的に合併するかどうかの判断を、市民意向調査(投票方式)
にゆだね、投票結果が賛成多数であったことから、
予定通り平成13年1月に合併し、西東京市が誕生することとなった。
市民説明会、市民意向調査などを実施し、全体的に市民参加で進められた。
当初慎重派であった議員も、市民意向調査の結果を踏まえ、賛成派に転じた。
また一方では、一度も合併を経験していない田無市において反対運動も起こった。
以下に、先方の説明と資料に基づき、詳細についてまとめておく。
<2市の人口と面積>
(略)
<これまでの主な経過>
(略)
【所感】
両市長が合併に前向きで、これを受ける形で両議会が議員提案によって
合併協議会(任意)設置の決議を行うなど、当初は行政主導・議会主導で進められた
。
その後は、市民主体の委員会の設置や市民説明会などを経て、
最終的に市民意向調査といういわゆる住民投票により合併を決定したことは、
住民主導であったと言える。
この行政・議会からスタートをし、最終的には住民が決定するという流れは、
合併における一つのモデルケースと言える。
この場合は、先ずはトップの姿勢が重要である。
今後は、合併後の実際の合併効果やまちづくりのあり方について注目したい。
以上
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