山本勝敏です。
14日のテレビニュース、15日の新聞、16日の東濃新報などで
ご覧になられたかと思いますが、ゴミ埋立税(正式には一般廃棄物埋立税)
が創設されようとしています。
少しこれまでの状況を説明します。
ご存知かと思いますが、多治見市の諏訪町に、愛岐処分場という名古屋市が
所有するゴミの埋立処分場があります。土地も施設も名古屋市の所有です。
今、名古屋市のゴミはほとんどここに捨てられています。
そして多治見市のゴミもここに「捨てさせてもらってます。」
名古屋市は、愛岐処分場がそろそろ一杯になるので、あの藤前干潟を
ゴミ捨て場にしようとしましたが、環境庁(当時)などの反対で、
これを断念しました。
そこで、名古屋市は、愛岐処分場にゴミを当初の予定よりも沢山捨てようと、
ゴミを山積みにして、増量し、延命を図ろうと考えました。
この延命策を多治見市と岐阜県に申し出て、了承を得ようとしました。
多治見市は、この山積みによる延命策を条件付きで了承することにしました。
その条件の一つが、ゴミ埋立税です。
名古屋から持ち込まれるゴミ1トンあたり500円の課税をします。
年間10万トンと考えて、年間5000万円ほどを名古屋から頂くことになります。
また、年間10万トンを越えると、次の年は1トンあたり750円に値上げします。
このような条例案が12月市議会に提案されます。
おそらく市議会では、可決されると思われます。
可決の後、総務省に「法定外目的税」として協議の申し出を行い、
総務大臣が同意すると、このゴミ埋立税が成立します。
自治体(多治見市)が自治体(名古屋市)に課税するというのは、
全国的にも例がありません。
市議会の判断以上に、総務大臣の判断の方が注目されそうです。
それから、ハッキリ言って、愛岐処分場の延命のおかげで、
多治見のゴミも当面は行き場を失わず、助かりました。
多治見も愛岐処分場の次のゴミ捨て場(多治見独自のもの)が、
いまだに決められなくて困っていたのです。
自分(多治見)も助かって、さらにお金(税金)をもらうって
ことなんです。ン〜