首都機能移転(2002年 4月 8日)宛先 : y-net

山本勝敏です。

首都機能移転の総決起大会が、本日岐阜市で開催されました。
岐阜県商工会議所連合会が主催しました。
県下から総勢1300名程の参加があり、多治見からも100名程参加したようです。

これまでも、このテーマでのシンポや大会は何度も開催されてきましたが、
今回のゲストが一番良かった。

建築家の黒川起章さん、元経済企画庁長官の堺屋太一さんのお二人です。

黒川さんは、国際競争力の向上など大きな見地から首都機能移転を考えるべきだ、
などの持論を展開され、ご自分が設計されたカザフスタンの新首都や
中国の新都市などを紹介されました。

堺屋さんは、日本の歴史では時代が首都機能の所在地名で呼ばれている
(平安時代、江戸時代…)、だから首都機能が移転しない限り時代は変わらない、
PFIの活用で国費2兆円で出来るので、現状維持より安上がり、
分散型の首都も考えられる、など多方面に渡るご示唆をされました。

さて、この首都機能移転については、ご存じない方も多いかも知れません。

現在、移転先として3ヶ所が候補になっています。
1.栃木・福島地域
2.岐阜・愛知地域(東濃地域と西三河北部地域)
3.三重・畿央地域

そして、来月5月には国会の特別委員会で、移転先を一箇所に絞ることに
なっています。(2年前から、そのように決られています)
その後に、東京都との比較検討をして、移転したほうが良いと言うことに
なると、首都の"機能"が10年ほど掛けて移転されることになります。

国家100年の計、というより国家400年の計を決める大テーマです。
地域エゴを越えて(近くに来て欲しい、来たら迷惑、の両方とも)、
この国のあり方を根本から考える必要があります。

しかしながら、世論は無関心、国会はスキャンダル一色。
首都機能移転に留まらず、誰がこの国の将来を考えるのでしょうか!?