山本勝敏です。
26日に6月議会が終了しました。
>・請願の取り扱い(有事法案について)
>・意見書の取り扱い(有事法案、治安維持法、郵便局民営化…)
前回メールで、上記のように少し触れましたが、6月議会では、
「請願」と「意見書」が大きな課題でした。
その中でも、「有事関連三法案」についての請願と意見書では、
過去には無い議会の動きがありました。
この多治見市議会での動きは、27日の中日新聞や岐阜新聞で
取り上げられていますので、ご覧になられた方もあるかと思います。
簡単に説明しますと、(以下、タイトルは正式名ではありません)
1.「有事関連三法案の廃案を求める意見書を国に提出するよう求める請願」
(市民1201名から議会への請願)
2.「有事関連三法案の撤回を求める意見書」(民主党の提案)
3.「有事関連三法案の制定を求める意見書」(公明党の提案)
4.「有事関連三法案の慎重審議・修正等を求める意見書」(市民政策会の提案)
の請願1つ、意見書3つが議題となりました。
採決結果と私の賛否は、
1.否決(賛成者は民主党・共産党・市民ネットの5名、私は反対)
2.否決(賛成者は民主党・共産党・市民ネットの5名、私は反対)
3.否決(賛成者は公明党の3名、私は反対)
4.可決(賛成者は市民政策会・市民クラブの18名、私は賛成)
となり、私たちの市民政策会の案が可決されました。
この意見書を末尾に貼り付けておきます。私が作った文章です。
これほど、同じテーマで請願や意見書が出たのは初めてです。
また、質疑や討論など、かつてない激しい論戦が繰り広げられました。
市民も議員も、平和を願う気持ちは同じです。
我々にとって、一番大事なのは生命です。
生命を奪う戦争は、この世の中から無くさなければいけません。
そのために、日本は今後どの方向に進んで行くべきか、
どのような役割を果たすべきか、しっかり議論していく必要を感じます。
その方向性が政府によって示されないために、今回のような
安全確保のための当面の方法論としての有事法案に対して、
大きく意見が食い違ってくるのでは、ないでしょうか。
愛すること、分かり合うこと、つながること…
人間として、人類として、生き方をしっかり考えたいですね。
------------------------意見書--------------------------------
有事関連三法案の慎重審議および修正等を求める意見書
現在、国会において「武力攻撃事態法案」「自衛隊法他改正案」
「安全保障会議設置法改正案」の有事関連三法案の審議が行われてい
ます。
しかし、これらの法案には、与党野党を問わず問題点を指摘する
意見があり、国民の間でも不安や懸念の声が数多くあります。
特に、武力攻撃事態の定義づけが不明確な点、武力攻撃事態を終結
させるために実施する措置の定義づけが不明確な点、憲法の保障する
国民の自由と権利への制限が加えられる点、地方公共団体の役割が不
明確な点、国民の協力の範囲が不明確な点、国民の生命保護等を規定
する事態対処法制の整備が先送りされている点など数多くの問題点が
指摘されております。また、平和外交を進めてきた我が国においては、
この法整備そのものを懸念する意見もあるなど、国民の理解が充分得
られているとは言い難い状況にあります。
よって、政府及び衆参両院におかれましては、有事関連法案に対し
て広く国民の理解と合意形成が得られるよう充分な対応と慎重なる審
議を行われ、法案の修正等必要な措置を講じられるよう強く要望致し
ます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成14年6月26日
多治見市議会
内閣総理大臣
衆議院議長 宛
参議院議長
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