1996年12月 一般質問と執行部の答弁(会議録より)


平成 8年 12月 定例会(第5回) − 12月16日−03号

P.145 
◆1番(山本勝敏君) それでは、大きく5項目、質問をさせていただきます。
 1項目目は、おなじみになりました環境の問題です。環境共生都市多治見の実現に向けて、パート4になります。今回は細かく3点に分けて御質問させていただきます。
 では、環境の1点目、1点目は太陽光発電の積極的導入をしていただきたいという趣旨の質問です。
 以前、議会で私は節電運動を庁内で実施してはどうかというお話をしたことがございます。そのときに埼玉県の川越市の事例を挙げさせていただきました。この川越市の舟橋市長がおっしゃるにはですね、電気は使いほうだい、でも原子力発電所はいやというんでは余りにも身勝手であるというような話も御紹介いたしました。私も全く同感であります。原発はいやであります。だから電気を節約する、あるいは新しいエネルギーに切りかえていく、そういったことが今後必要になってくるのではないでしょうか。
 そういった前置きをおきまして、若干環境問題とエネルギー問題について簡単に御説明しておきます。当然ながら、環境とエネルギー、大変密接に関係しております。非常に根深い問題であります。
 エネルギーというのは、我々が文化的な生活を送るのには欠かせないものであります。例えば電気ですとか、ガソリンですとか、ガス、ただ、こういったものは使えば使うほど環境が破壊されます。例えば電気は、石油、あるいは石炭、あるいは原子力、そういったものから発電するわけですが、電気や石炭を使えば温暖化や酸性雨、こういった話も以前いたしましたが、あるいは原子力発電をすれば廃棄物の問題、場合によっては放射能汚染も考えられるわけです。今までこうしたエネルギーを使うことによって環境が破壊されるということを余りにも我々が考えなさ過ぎた。気にせずにここまで来てしまった。しかし、今そういう意味では曲がり角に来ておると思います。もうこの時期、気にせずにはいられないというふうに考えます。そういう意味で今後、省エネと新エネルギーへの転換が必要になります。つけ加えておけば、石油にしても石炭にしても原子力にしても、すべて有限なものでありますので、いつかはなくなります。そういう意味でも節電と省エネと新エネルギーへの転換、必要になってきます。
 そういう意味で、新エネルギー、環境にやさしいエネルギー、先ほども午前中、そういった趣旨の御質問もございました。風力発電ですとか、あるいはごみの発電、太陽光発電、そういったものがございます。簡単に事例を御説明しておきますと、風力発電、先進国でデンマークがございます。ここでは今約 3,700基の風力発電機が回っております。現在 120万メガワット、デンマーク国内の約 3.6%の電力を賄っております。デンマークでは2005年までにシェアを10%に伸ばそうという努力をしております。あるいは、日本はかなり規模は小さいんですが、自治体が実施しているもので 1,700キロワット、36カ所というふうに聞いております。ごみ発電に至りましては、日本の場合、自治体がやっておりまして、約20万世帯分の電気を発電しております。60万キロワット、 160カ所ということです。今回問題にしてます太陽光発電、これも日本国内ではちょっと規模は小さくなりますが、 2,900キロワット、公園や学校など約 500カ所、これは自治体が実施しているもので約 500カ所ということであります。ただ、今の日本国内でも風力発電、ごみ発電、太陽光発電、ここ三、四年大変増加しておるというふうに聞いております。理由としましては、電力会社が余剰電力を購入するという、そういう購入制度を実施した、あるいは政府の新エネルギー導入の基本方針が一昨年示された、そういったものもございます。また、最近の動きですと、清涼飲料の自販機の1割、今全国に清涼飲料の自販機が 190万台あるわけですが、その1割ですから19万台に六、七年後をめどに太陽光発電を導入していこうと、これは環境庁と自販機メーカーが合意しております。当然ながら太陽光発電に関しては一般住宅への助成制度があるということも御存じかと思われます。そういった意味で、全世界的、日本でも大変こういう新エネルギーへの方向性が強まっているわけです。
 そこで、質問の趣旨としまして、今後、多治見市がつくります公共施設に太陽光発電を導入いただきたいということであります。例えば陶都中学校ですとか多治見中学、そういった今後新しく建設が予定されているような施設に導入いただきたいということであります。ねらいとしては大きく三つございます。先ほどから申し上げてますように、温暖化の防止と省エネの問題、当然一つの学校でやったとしても効果は小さいですが、その積み重ねが大事であります。二つ目のねらいとしては、市民への省エネの啓発、それから三つ目としては、学校でもし行うとすれば、それは生徒に対する環境教育になるだろうということであります。こういった大きい問題は目先のコストにとらわれず、先ほどサンホーム滝呂で導入を検討したが、コスト的に断念したということがございましたが、そういった目先のコストにとらわれずですね、長い、広い視野を持って取り組んでいくことが必要ではないかというふうに思います。
 次に、環境の2点目であります。2点目は塩化ビニール製品の市の公共施設への利用禁止をお願いしたいということです。
 塩化ビニール、よく「塩ビ」「塩ビ」と呼ばれますが、建物の中では、例えば水道配管ですとか、あるいは電気の配線、壁紙、そういったところに塩ビ製品が使われております。これも以前、ダイオキシンの話をいたしました。塩ビを燃やすとダイオキシンが発生するということで、塩ビというのはそういう意味では、燃えなきゃいいもんなんですけど、燃やすと大変悪いものに変わってしまうわけです。例えばですね、これも例を挙げてお話しますと、ヨーロッパなどでは、そういった水道配管などの塩ビ製品の建物に対する使用の規制がございます。建物の中では塩ビを使わないと、地下ならいいよと、火事に遭わないから燃えないわけですね。塩ビの代替製品としてポリプロピレン、PPと呼ばれますけど、という樹脂を使っております。あるいはアメリカでは塩ビのかわりにABSという樹脂を使っております。日本でも、メーカーに問い合わせましたところ、塩ビの代替製品としてはポリエチレン、PEと呼ばれますが、PE樹脂が代替製品として考えられます。
 そういった意味で、塩化ビニール製品の市の公共施設への利用禁止をお願いしたい。当然ながら、一般の建物にそれを使うなということは大変無理がございますので、多治見市が発注する公共施設、これに利用を禁止するということであれば、市の設計次第で、ここはこういう材質使ってくださいという指定をすれば可能であると思います。そういったことで、こんなことがあってはいけませんけど、火事の場合ダイオキシンが発生するのを抑制しましょうと、あるいは多治見市はそういう環境にやさしい建物をつくりますよという市民への環境保護のアピールになると思います。
 環境の3点目、環境家計簿の普及活動の実施をお願いしたい。
 環境家計簿といいますのは、他の自治体、あるいは民間でも発行がございますが、一番きちんとしたものとして、これは環境庁が発行しております。試験的に、今年のたしか6月ごろだったと思いますけど、私も取り寄せて中身を検討しております。どういうものかといいますと、若干この環境家計簿、初めて聞かれる方もあるかもしれませんが、説明しておきますと、この裏表紙にですね、環境庁地球環境部長の名前でそのねらいみたいなことが書いてありますので、若干ちょっと二、三分かけて読んでみます。
 「私たちの地球を守るために環境家計簿運動の進め」といたしまして、「今、地球環境問題、とりわけ地球の温暖化が国際的な緊急の課題になっいます。地球の温暖化は大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスの濃度が増えることが原因です。このままでは徐々に気候が変化し、私たちの子や孫の代になればいろいろな被害が生じる一方、温暖化を防ぐ対策はほとんど効果を生まなくなってしまうかもしれません。今のうちからきちんとした対策をとることが必要ですが、こうした慢性病による環境破壊へ適切に取り組むには大きな知恵が必要です。二酸化炭素は主に石油などを燃やすときに出されます。家庭で使う電気も発電所で石炭や石油を燃やして得られるものですから、電気の使用も地球温暖化に深く関係します。人間の活動のあらゆる場面が温暖化の原因になりますので、地球温暖化問題では従来の産業公害のように大工場を取り締まるだけでは対応できません。国、地方公共団体、事業者、一般の国民、それぞれがそれぞれの立場で取り組むことが必要です。特に日本の二酸化炭素の排出量を分野別に見ると、ライフスタイルに密接に関係する民生、運輸の分野で増えており、今後、国民一人一人が環境保全に配慮したライフスタイルを実践していくことが期待されています。環境家計簿は、消費者の方が楽しみながら、また家計費の節約を励みとしながら、自然に環境保全に配慮したライフスタイルに変えていくことができるよう工夫したものです。」、少し飛ばしまして、「この環境家計簿によるエネルギーなどのチェックにより、家庭生活に伴う二酸化炭素の排出量が計算でき、同時に家計のチェックもできるようになっています。」、また飛ばしまして、「大事なことは、どんな家計簿を使うかではなく、環境家計簿を通してエコライフを実践し、継続し、さらにそれを大勢の人に広めていくことです。消費者の賢い選択は世の中を変えていく原動力となります。これが環境家計簿運動です。」、ちょっと長くなって恐縮でしたが、そういったようなねらいが説明してあります。
 簡単に内容だけ、もうこれ30秒ぐらいで簡単に説明しますと、それぞれ家庭でどういったものを日々使ったかということをチェックしていくわけです。例えば、電気が何キロワットアワー使ったか、あるいはガスが何立米、水道何立米、灯油、ガソリン、アルミ缶、アルミ缶が何本ですね、スチール缶、ペットボトル、ガラス瓶、紙パック、食品トレー、ごみが何キロといったことを日々チェックしていくわけですね。それぞれに対しまして係数が、掛け算がありまして、電気ですと掛ける 0.120、それで実は二酸化炭素の排出量が何キログラムと出るわけです。あるいはガスですと掛ける 1.8とかですね、そうやってやっていくと大体自分が今月どれぐらい二酸化炭素を排出したかなというのがわかるわけですね。要はどんだけ自分が環境を破壊しとるかというスケールになるわけです、この環境家計簿が。そうした上でですね、目標を自分で設定して、いかに環境にやさしい生活に切りかえていくかと、ちょっとペットボトル買い控えようとかですね、電気を使わずにおこうとか、水道はこれぐらいに抑えようという目標設定するためのツールなわけですね。ただ、この環境庁が出しましたのは温暖化に絞っておりますので、私は欲を言えば、節水ですとか、水の汚染の防止とか、あるいはごみの削減、そういったことも含めた環境家計簿が今後あらわれてくることを期待するわけです。そういう不完全な部分もありますが、環境家計簿、これを多治見市の中でも普及活動をしていただきたいと、こういうものがあるんだよと、こうやって使うんだよというようなことを御説明いただいて、環境にやさしいライフスタイルを広めていただきたいという趣旨の質問であります。
 これで環境が終わりまして、次に大きい2項目目、透水性舗装の導入を。これは道路改良や新規道路建設時に透水性舗装を積極的に取り入れられないかという趣旨でございます。
 簡単に説明しますと、透水性舗装というのと、もう一つよく似たので排水性舗装というのがあります。透水性舗装というのは、雨が降りますとずっと一番地面まで水が透水していく、しみ込んでいくと、排水性というのは、途中までしみて途中で横の側溝に流すと、この排水性の方は市内でも部分的に取り入れられております。私の趣旨としては、できれば排水性ではなくて、横に行くやつじゃなくて、地面まで入るような透水性のものが今後舗装として取り入れられないかということです。
 ねらいは二つです。またここで環境が出てくるわけですが、環境対策と、それから交通安全対策です。環境対策といいますのは、水が地面にしみるわけですから、普通の土に近い働きをします。そういう意味で地下水が確保されます。今多治見は日本で一番暑いまちと言われておりますが、そうするとたまった水がまた蒸発していきますんで、ヒートアイランド効果の低減にもなるだろうというふうに思います。それから、交通安全対策といいますのは、当然、水たまりができにくい、低減されますので、それでスリップも減りますし、雨の夜、大変反射して見にくいと、そういう反射も低減できて視界が確保できるということになります。当然コスト的あるいは技術的に問題はあると思いますが、前向きに検討をいただけないかなという趣旨の質問です。
 次に、大きい3項目目、生涯学習センターの利便性向上を。趣旨としましては、生涯学習センターの利用者に豊岡駐車場の無料券を発行いただきたいという趣旨です。
 生涯学習センター、説明するまでもございませんが、35台の無料駐車場があります。大体、産文センターの約半分の駐車場です。ちなみに、多目的ホールなんかは 215席あるそうです。そういう意味で、産業文化センターの二の舞にならないように、言い方が悪いですけど、寄りつきにくい施設にならないようにですね、近くの豊岡駐車場を気軽に利用できるようにしていただきたいと、そのためにセンター利用者には無料券を発行していただきたい。30分ないしは60分程度のものでよろしいんではないかと。さきに行われました、たしか第2だったと思いますが、決算委員会でも助役の方から前向きに検討しているというような御説明はございました。その豊岡駐車場も最近、聞きますと、利用者がちょっと落ち込んでいるということであります。そういう意味では、あきが大変あいております。センターの方で30分、60分の無料券を出せば、豊岡駐車場とめた人が、30分、60分で用事が終わらないときはですね、超過時間でかえって豊岡駐車場ももうかるんではないかというふうに思っております。一石二鳥というふうにもとれます。ただ、これは実施していくときに、最近、長瀬商店街がセンターの目の前に中央パーキングを、17日ですか、あしたですか、あしたオープンだそうですんで、その辺のバランスもちょっと考えて検討をいただきたいというふうに思います。
 次に、大きい4項目目です。駅周辺整備事業について。午前中から午後にかけましてお二人がこの駅周問題についてお聞きされております。私は1点に絞って御質問します。これは南北道路に対する考え方、いわゆるJRの南と北を結ぶ南北道路に対する考え方に絞ってお聞きします。これに絞って四つぐらい聞きます。
 9月議会ですとか、あるいは現在行われております地元の経過報告会、ここの中で市長は、南北道路は都市計画決定しないと、将来の課題とするというふうにおっしゃっておられます。私は、それにはちょっと反対です。逆に私は南北道路を優先するべきではないかと、南北道路をつくらなければ今回のこの駅周辺整備事業は意味が半減してしまうんではないかというふうに感じております。
 現在、市街地を見渡しますと、線路の南北を結ぶ道、まともな道という言い方はよくないかもしれませんが、まともな道は国道 248号線だけであります。この国道 248号線が19号の交差点から市民病院の交差点まで大変混雑しております。ちなみに私、その沿線に住んでおりますんで、よく知っておりますけど、曜日を問わず朝夕、時間を問わずですね、ひっきりなしに通っております。あそこから車が出られないです、はっきり言いまして。というぐらい今混んでるわけです。そういう状況を思い浮かべながら市内の交通網を考えますと、中心部に南北道路が今ぜひ必要ではないでしょうか。経過報告会などでは、将来郊外に環状道路をつくるから、その環状道路で南北の交通はさばけるというような説明がございましたが、そういった外の方の環状道路と中心部の南北道路はちょっと意味が違うんじゃないかというふうに思っております。
 御存じのように、以前からJRを高架にしたらいいんじゃないかという要望が大変強くございました。何で高架にするかといいますと、これは要は線路の南と北をスムーズに行き来できるようにしたいからと、だから高架にすればいいんじゃないかという声があったわけです。だから、今現在は線路の南北の分断が大変問題になってるんではないかと、そういう中でその一番大事な南北道路を都市計画決定しないと、将来の課題とするということではちょっと疑問がわいてくるわけであります。よってですね、私は南北道路は都市計画決定すべきと思いますが、その点を改めてお聞かせいただきたい。
 それから、二つ目が、南北道路の二つ目ですね。二つ目が、この将来の課題となった南北道路、どうも聞くところによりますと、ユニーと東信の間の道ですね、あれをズドンと南北に抜こうと、アンダーで抜こうという計画のようでありますが、どうもここを4車線にしようというふうにも聞いております。つまり、一番最初の計画ではアンダーが2本ありました。それを1本にしたから、要は車線数だけそのままにするということで、ユニーと東信の間を4車線にするというふうに聞いておるわけですが、これも大変疑問がございます。そこだけ4車線にしても、南側は昭和橋です。北側は今回つくる東西道路になると思います。そこだけ4車線で通りをよくしても、その両端で交通量がさばけなければ全く無意味な4車線というふうに考えます。そういうことで、このアンダーを、アンダー2本だったのを1本にしたと、よって4車線にしたという考えは余りにも安易な考えで疑問がございます。この点をどうお考えになるかお聞きしたいと思います。
 次に、この南北道路の三つ目です。私は、この南北道路に関しては、陶都大橋からずっと北に上っていきまして名鉄パレに至りますが、そこからオーバーあるいはアンダーで駅舎をかすめながら、そして音羽・小名田線に着地する、あるいは上陸するというような、そういう線を結ぶべきというふうに考えております。これはできないよという説明も確かに経過報告会の中でされております。しかし、あえてしつこくそれを質問します。
 今申し上げたように、陶都大橋から名鉄パレ、そして駅をかすめて小名田・音羽線、そうしますと、これが市之倉から高田小名田まで一直線で行けるわけですね。しかも、先ほどから言います駅南北の一体化も図れるというふうに思います。問題点として、JRとの交渉が進まないですとか、あるいは中心部に通過交通は入れられないというふうにおっしゃっております。ただ、僕は、JRとの交渉、これは人が相手ですんでまだ何とかなるんじゃないか。それから、中心部、駅に通過交通が入るなんていうのは都市計画上考えられないという話も聞きましたが、私は、そういった通過交通が今現在中心部に流れてこないから中心市街地が寂れているんではないかと、不便なところには人が集まらないというふうに考えております。
 これはアイデアですけど、例えば今の申し上げた道をオーバーで通しますね、そのわきに新しい新駅ができます。新駅は橋上駅舎です。2階に改札があります。そうすると、オーバーで上がって、そこの2階部分に例えばロータリーをつくってですね、そこでおりた人がそのまま改札へ行って下におりるだけというふうに、2階にロータリーをつくるとか、あるいは地下に潜らせて地下に地下駐車場をつくるとかですね、そういったアイデアと一緒になって持ってってJRと交渉したらどうでしょうか。
 3番目としましては、今申し上げた陶都大橋、名鉄パレの前の道から小名田・音羽線に抜ける道、オーバーあるいはアンダーで結びつけたらどうかと。
 4番目としては、今申し上げたその道と、ユニー、東信の間の道路ですね、これは4車線じゃなく2車線にして、ユニー、東信の間の道と、それから名鉄パレの前の道の2本建てで南北道路を考えたらどうかというふうに私は感じております。今回の縮小見直しということは、これは私も指示しますが、その範囲内で南北道路の整備をきちんとすべきというふうに思います。
 最後に、大きい5項目目、駅北口にバス停をです。
 簡単に言いますと、現在工事しております駅裏でロータリーと駐輪場がそろそろつくりかかるころと思いますが、そこにですね、多治見駅の北口ロータリーができます。そしてそこに定期バスの停留所を設置できないかと、バスの利用者の利便性を図っていただきたいという趣旨です。
 今回、暫定整備がされますが、利用者の種類によって便利になる人と大して変わらない人といます。便利になる人というのは、3種類の人がいるわけですけど、一つは自動車で送迎されてくる人、ロータリーで一番奥まで入ってこれます。便利になります。それから自転車の人、これ駐輪場がすぐ近くにできます。便利になります。それからタクシーの利用者、便利になります。ただ、余り変わらないか、あるいはかえって不満を持つ人、これがですね、歩いてくる人、それから近隣の駐車場にとめてあそこまで歩いてくる人、それからバスの利用者です。どういうことかというと、歩く距離は変わらないけど、雨の日が雨にぬれて、たくさんぬれちゃうということですね。以前、私がずっと屋根をつけたらどうかという質問をいたしましたが、却下されたようですので、今回はそこの今、不便になる、大して変わらない、3種類の人の中のバスの利用者を救済できないかという趣旨です。そういう意味で、バス停をあそこじゃなくてですね、今度新しい新設のロータリーのところまでバス停を移すということを検討いただきたいということであります。
 当然、問題点として、大関の里の信号交差点があります。それから、安養寺の前のT字路があります。あそこが問題点だというふうにおっしゃると思うんですが、例えば大関の里のところをずっと北から来まして左に曲がります。そうするとあそこが曲がりにくいということなら、こちら側の停止線を下げるとかですね、安養寺の前のところで今度右に曲がりにくいということであれば、ゼブラゾーンを設けて反対車線の車がとまらないようにするとか、そういうようなちょっとしたことで私はバスも入ってこれるというような感じがするんです。こういった工夫をせずにですね、せっかくつくったロータリーを、より皆さんに喜ばれるものにしていただきたいと、そういう意味でぜひ東鉄ですとか公安の方としっかり交渉していただきたいというふうに感じております。
 駅北口ロータリーに定期バスの停留所を設置できないかというのが最後の質問であります。
 以上、大きく5項目質問させていただきましたので、ぜひとも明快な御回答をいただきたいと思います。どうもありがとうございました。(拍手)

P.152 
◎教育長(長谷川泰生君) 山本議員の1番目の質問と3番目の質問の環境共生都市多治見の実現に向けての太陽光発電の積極的導入をという御趣旨に答弁させていただきます。
 陶都中学につきましては、平成9年度の着工に向けて今着々と実施設計が最後の詰めの段階でございますので、これから太陽光発電を導入するといったことは現実の問題として困難であります。多治見中学の建設につきましては、環境にやさしいまちづくりを進めるためにも重大な選択肢の一つとしまして、今後の学校建築のコンセプトであります社会開放、バリアフリー、あるいはデザイン重視の学校づくりに加えまして、エコシティー社会構築の有力な一手段として検討していきたいと、こういうふうに考えております。現在、超高温材料研究センターを通じまして、NEDO、これは新エネルギー産業技術総合開発機構、ここの共同開発事業の概要についての資料を収集している段階でありまして、今後の研究課題としていきたいと、こういうふうに考えております。
 次に、3番目の生涯学習センターの利便性向上というようなことで御提案がいただきました。生涯学習センターは、JR多治見駅前に位置し、公共交通機関が発達した地域に建設するというようなことで、建築当時から、こうした立地環境を前提として、JR中央線や乗り合いバス、あるいは自転車、こういったことによる利用を基本としてまいりました。しかしながら、周辺道路が一方通行であるというようなことや、あるいは交通アクセス上のいろんな問題点、あるいは多目的ホール使用時の駐車場対策の必要性、こういったもので現在検討を加えておるところでございます。このような観点から、学習センターの利用者には、当初の公共交通機関による利用を積極的にお願いをすることはもちろんでございますが、先日、第2決算委員会で助役が御説明しましたように、サービス券の発行等も一つの手段ということで開館までに検討してまいりたいと、こういうふうに考えておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
 以上です。

P.152 
◎環境部長(船戸A一君) お答え申し上げます。
 環境共生都市多治見の実現に向けての2点、3点目でございます。
 塩ビを公共施設から禁止と、こういうことでございます。制度も確立されていない現状でございます。御質問の趣旨はよく理解できるわけでございます。せめて本市の公共施設から塩化ビニール製品を制限できないかと、こういうことでございますので、本市では総合開発計画の重点項目として環境と共生するまちづくりを掲げております。そういうことで今後、関係部課、直接環境部の関係ではございません。そういうことでございますので、関係部課に理解を深めるように、そういった努力をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、三つ目の環境家計簿でございます。この御質問の環境家計簿は、御質問にありましたように、今年度から環境庁が環境家計簿運動を始めました。特に地球温暖化防止と、こういうことで御意見がございました。そういうことで現在26の自治体から 7,600部の注文があるそうでございます、環境庁では。実際その環境庁版家計簿を手にされた婦人団体の方にお聞きいたしますと、かなり詳細に、かつ複雑で、よほどの覚悟がないと続けることが難しいと、こういうような御意見でございました。ちょっと足を引っ張るようなことを申し上げますが、しかし、私たちが自らの消費生活を見直すことで環境への負荷低減に貢献をしていくことは、環境都市をつくるまちづくりの大切な働きとなりますので、婦人団体等の御意見も聞きながら検討をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

P.153 
◎建設部長(石田正宏君) 透水性舗装の導入につきまして御質問をいただきましたので、お答えいたします。
 透水性舗装の利点につきましては、議員さんが先ほど申されたとおりでございます。交通上の問題、あるいは地下水の涵養の問題等々ございます。しかし、御指摘にありましたコストの面、技術の面、まだ問題が残っておるわけでございまして、透水性舗装につきましては、まだ緒についたばかりというような点もあるようでございまして、舗装の耐久性の問題、あるいは目詰まり対策の問題、それから雨水と空気が中に入るわけでございますので、そういうアスファルトの被膜の剥離等、いろいろな技術的な問題があるようでございます。そういうようなことでございますが、環境対策という面においては非常にいいわけでございますので、歩道あるいは駐車場等につきましては透水性の舗装を進めてまいりたいというふうに思っております。また、御指摘の車道部分につきましてはですね、今後、本市の地形の形態あるいは地質、財政的な問題、さらには先進都市等の事例を踏まえながら検討をさせていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いします。

P.153 
◎都市計画部長(村上峻介君) 駅周辺整備事業について、南北道路に対する考え方で4点ほど御質問いただきましたので、順次お答えを申し上げたいと思います。
 最初の南北道路の問題について、将来の課題にするのではなく、今都市計画決定をすべきという御指摘を受けましたけども、事業を着手するまでに長時間かかる4車線を計画決定することが、これは2車線でも側道がありますので幅員にそんな差異はないと思いますが、かえって駅南の活性化の妨げになることが考えられますので、今回の計画からは除外をしたということでございます。
 次に、駅構内をオーバーとする案でございますけど、これにつきましても、これはいわゆる全協で御説明いたしましたときのA、B、C、D案のD案でございますけども、その問題につきまして、駅をオーバーをしたらどうかということでございますけども、これにつきましては、過去の説明会の場でも皆さんから考えないかという意見としていただいておりましたが、結論を申せば、2車、4車に関係なく、駅構内に道路が走ることに対して鉄道事業者から協議に応じられないとの意見をいただいていること、さらに、新規路線として国、県と協議しても、まちづくりの観点から駅に関係ない車が数多く走ることに対して、他のルートで検討すべきとの指示が過去にあったことなどから採用するに至らなかったということでございます。
 それから、2車にという話でございますけども、見直し検討委員会の中では、計画の縮小見直し方針を受け、道路網の再配置を検討しました。従来の駅を挟む2本の立体交差を見直し対象の指示の中で委員会としては、駅南北の一体化を図るために鉄道と立体で交差する道路が1本は必要であるとの共通認識から、計画区域の縮小を考える中で駅東のアンダーを採用し、将来交通量の予測結果から、これ2015年でございますけども、4車線が必要という結論が出ました関係で、それを市長に報告をいたし、今回の都市計画決定には至らなかったということでございます。
 それから、もう一つは、アンダーをして、いわゆるユニーと東信の間を抜ける場合に、南の車線につながらないではないかというようなお話がありましたけども、これにつきましては、当初計画の中で考えましたのは、4車で行きまして、いわゆる生涯学習センターの南にあります道路にぶつけたいというふうに考えたところでございますけども、この点につきましても、先ほども申し上げましたように、現在のところは都市計画決定を打たずに、将来の課題としてアンダーをつくっていくという余地を残したということでございますので、よろしくお願いいたします。

P.154 
◎経済部長(石田兼治君) 駅北口にバス停をとの質問にお答えします。
 現在、多治見駅北口において暫定的にロータリーを整備しているところでございます。駅北口付近の朝夕の通勤時間帯の状況を見ますと、通勤・通学者の送り迎えの一般車両で現在大変混雑しておる状況でございます。また、白山町交差点信号から駅北口へは距離は短く、その上、右折、左折の一般車両及びJR貨物への進入する大型車両等、非常に混雑する区域でもございます。これらの状況の中で、さらに路線バスの導入を考えることは難しく、不法駐車等でもあれば危険を誘発することになり、路線バス事業者としても、路線バスの運行に対しては希望を持っているが、現状の混雑の状況では問題があるとのことです。したがいまして、今回のロータリー整備におきましては、とりあえず路線バスの進入については、現状のバス停を利用しながら、今後、交差点改良等を含む進入路整備がなされた後に、駅北口運行についてバス事業者に働きかけたいというふうに考えておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。

P.154 
◆1番(山本勝敏君) それでは、再質問させていただきます。順番に再質問します。
 まず1点目は、太陽光発電の導入の件であります。先ほど教育長の御説明で、陶都中学校は今現在平成9年着工に向けて実施設計進んでいるのでだめだと、多中の方で検討したいということでありました。余談ですが、この質問、事前に私の質問趣旨を執行部の方が聞きにこられなかったものですから、大変いい答えが来るのかなと実はひそかに期待しておりまして、ちょっと残念な結果でありました。それで、確認のためちょっと関連してお聞きしておきます。陶都中学校実施設計は、いつごろから実施設計に入って、いつごろその設計が終わるのか、その設計期間だけちょっと教えてください。
 それから、駅周の問題です。駅周で南北道路に関して幾つかお聞きしたわけですが、私が主張いたしました陶都大橋からずっと名鉄パレまで来まして、それで駅をかすめて音羽・小名田に結ぶというルート、JRが協議に応じないということでありましたが、これ簡単な質問ですけど、こういった交渉の場合、JRの交渉窓口はどこになるのかお聞きします。
 それから、もう1点、同じようにですね、そういった駅をかすめるような形、あるいは駅の駅舎の地域ですね、そういったものをかすめる形で道路が通ってるような場所が日本全国にないのか、あるのか、それを執行部御存じかどうか、あればお教えください。あるのかないのか、あればどこがそういう構造の道路と線路の構造になっているのかというその2点をお聞きします。
 それから、最後の駅北口にバス停をということで、まずは御説明聞いておりまして、確認したいんですが、東鉄あるいは公安委員会の方に、こちらの方にバス停を移動したいんだという市の意向を向こうに伝えて、これまでにしっかりと交渉したかどうか、交渉したかどうかですね、東鉄と交渉した、あるいは公安と交渉したと、そういうような今までの経緯をお聞かせください。
 それから、もう1点、進入路を整備してからという御説明がございましたが、ここで言う進入路というのは、現在のあそこの大関の里の信号交差点、それから安養寺の前のT字路になった交差点、そこを改良するという意味を指すのか、今回の駅周の南北道路ですね、ズドンと駅まで来る南北道路、その道路のことを指すのか、どちらの整備を指すのか、お聞かせください。
 以上、2回目の質問です。よろしくお願いします。

P.155 
◎教育長(長谷川泰生君) 陶都中学の実施設計は、本年度に完了いたします。
 以上です。

P.155 
◎都市計画部長(村上峻介君) 駅周の関係で、JRの窓口はどこかということでございますが、窓口は企画開発本部の開発企画課でございます。
 それから、日本の全国にあるかどうかという問題については、恐らくそういう箇所というのはないだろうと、だからJRが協議に応じないんだろうというふうに思いますが、後日調査してお答えをしたいと思います。
 それから、2点目のバス停の問題でございますけども、一つは、いわゆる国道19号につなげます道路、これの整備を待ってやると、いわゆる区画整理事業のときに構内へ入れさせると、こういうことでございます。
 それから、二つ目については、警察とか東鉄バスと協議をしたかということでございますが、これは両方とも協議をいたしております。そういう中でなかなか、先ほどもおっしゃったように、大関の里、それからガソリンスタンドのところへ曲がるあの角が非常に交通安全上難しいということで、特に東鉄バスにつきましては、本社サイドからも今のところは考えていないと、こういう御返事をいただいていますので、よろしくお願いいたします。

P.156 
◆1番(山本勝敏君) 駅周の問題について再度再質問をいたします。
 まず、窓口ですが、企画開発本部の開発企画課ということでありました。これかなり私、素人考えですが、大変な事業だと思います。実際その駅舎をかすめてそういった道路をつくろうと思うと。そうしましたときに、本来ならもう少しですね、上の方の方と言ったら語弊があるかもしれませんが、多治見市も当然市長が出ていき、そしてJRの方ももっと権限を持った方が決められるんじゃないかというふうに思っておりますけど、その点、ここ最近、私、市長に余り答えてもらってないんでですね、ぜひ市長自ら乗り出してJRともう一回交渉するおつもりがあるかないかお聞かせいただきたいというふうに思います。
 それから、もう一つ、今ほかの地域ではないと思うと、一度調査してみるというお答えですが、仮に日本全国でそういった駅をかすめるような道路があったなら、あったならどうするかと、あったならもう一回私が言うような道筋を考え直す気があるかどうか、この点を、2点ですね、しっかりお聞かせいただきたいというふうに思います。

P.156 
◎市長(西寺雅也君) 山本議員にお答えしますが、現在の見直し検討案の中でD案というのは採用しないということにしております。もしJRとの交渉で私が出ていかなければならないような局面になりましたときに、決して逃げる気もありませんし、積極的にそれは出かけてまいりますので、それは単にその問題だけでなく、今後もいろんな形でJRと協議をしなければならないことというのはありますので、その点については積極的に取り組んでいきたいと、そういうふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

P.156 
◎都市計画部長(村上峻介君) 市長が今答えましたお偉方とというお話ですけども、非公式ではありますけども、今申し上げました企画本部の副本部長とはそれなりの話はしてますけども、その言を借りますと、いわゆる非常に大きな組織でございますので、今の企画開発課のレベルでまず話を詰めて、そういうもう少し高度な段階になれば、それはそれで話に応ずるということだろうと思います。
 それから、2点目の問題ですけども、あったらどうかという過程の話でございますけども、私としてはですね、旧国鉄時代にはそういうことがあったかもわかりませんが、少なくとも現在のJRになってからは多分ないだろうというふうに、これはあくまでそれぞれの地域によって、JRも分割されてますので、その辺で違いはあるかもわかりませんけども、仮の話にはなかなかお答えできませんので、よろしくお願いいたします。
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−