1997年9月 一般質問と執行部の答弁(会議録より)


平成 9年  9月 定例会(第5回) − 09月18日−03号

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◆1番(山本勝敏君) 私は大きく5項目の質問をさせていただきます。
 まず、1項目目は、環境共生都市多治見の実現に向けてパート7になりました。今回は、細かく5項目をお聞きいたします。
 まず、環境の1点目です。市が使用します用紙の再生紙使用率の向上をお願いしたいという点であります。この再生紙につきまして、前回の6月議会におきましてこういう質問をしました。小売店へ再生紙製品の販売促進の協力依頼、あるいは市民への購入のPRをしてくださいというお願いをしまして、広報たじみなどでは市民へ購入のPRをしていただいております。この背景としまして、皆さん御存じのように、今、古紙が供給過剰で価格が下落しております。逆にお金をくださいというケースもあります。当然、原因としましては、この再生紙の製品が売れていない。つまり、再生されたトイレットペーパー、ティシュ、あるいはコピー用紙、そういったものが売れていない。こういう状態では、紙のリサイクルが崩壊いたします。単純に考えまして、解決策としましては、再生紙をもっと使ってもらう、古紙の需要を増やすこと、それに尽きるわけです。そういう意味で、6月には小売店にそうした再生紙製品の販売促進の協力依頼、あるいは市民の皆さんに購入していただくようPRしてくださいと、そんな質問をいたしました。
 そういった背景がございまして、市民に再生紙使いなさいよというPRをするだけではなくて、この多治見市役所としましても、当然全面的に再生紙を使うべきであります。コピー用紙、そういったものはほとんど再生紙になってきている、そんなふうに思いますが、それ以外にも市がいろいろな冊子を発行しております。そうした刊行物あるいは報告書、資料、そうした用紙も、特に理由のない限りは再生紙を使うべきと考えます。そういうことで、市が使用します再生紙の使用率の向上。それから、現状どの程度再生紙の使用率があるかということもあわせてお聞きいたします。
 環境の2点目です。これも再生紙についてですが、業者、企業、そういったところから、市へ提出される書類はすべて再生紙にしていただけないかということであります。これも同じように、再生紙の需要を伸ばしたいということです。業者や企業から市へ提出書類はすべて再生紙にしていただきたいということでありますが、多治見市と取引します業者といいますのは、この多治見市がお客さんになるわけでありまして、お客さんというのは、売り手にある程度の注文はできるわけであります。そういう意味で、大変世の中にとってもいい売り手側からの注文ですので、こういったことをやっていただきたい。
 先ほどの1点目の質問で、多治見市が全面的に再生紙を使うようになりましたら、胸を張って売り手が業者の方にも再生紙で多治見市には提出してくださいというふうに言えると思います。こういった問題、市がリーダーシップをとっていただきたいと。そういう形で、市の方が業者から提出される書類を再生紙にしてくださいというふうに言いますと、そこの業者さんの中では、それ以外にも再生紙の需要が伸びるだろうと、そういう意味で波及効果が大きいのではないかというふうに考えて、こういった質問をいたします。
 それから、環境の3点目です。学校の小型焼却炉の使用についてであります。
 言うまでもございません。ダイオキシンの問題です。文部省がこの7月に学校のごみ焼却炉について抑制あるいは廃止に努めるよう通知を出しております。岐阜市などは、来年の1月から学校の焼却炉の使用を中止するという方針である、そういうふうに聞いております。この問題に関して本市の考え、あるいは検討状況をお伺いいたします。
 次に環境の4点目は、グリーン購入ネットワーク入会後の状況をお聞きいたします。
 先ほどの再生紙の問題にも若干関係してまいりますが、このグリーン購入ネットワークといいますのは、さきの3月の議会におきまして、このネットワークに多治見市役所も入会していただきたいというお願いをいたしましたところ、快く、すぐに御入会いただきました。
 もう一度御紹介しておきますが、このグリーン購入ネットワークというのは、もう一つ横文字が出てきますが、グリーンコンシューマーを団体として取り組もう、そういうネットワークの組織。グリーンコンシューマーというのは何度も言っていますので、今回、御説明は避けます。これは環境庁が主体でつくられた組織、企業とか行政、民間団体、600団体で構成されておりまして、これらの団体、商品を購入、買い物をするときに、環境に配慮した買い物をしますと、要は団体としてグリーンコンシューマーになりますよと。
 例えば、多治見市はコピー用紙はできるだけ再生紙を使いますよというふうに自ら決めて取り組んでいく、そういうネットワークだったわけですけれども、これに入会いただきまして半年が過ぎました。その後、どういう状況か。ただ入会しただけでは当然無意味ですので、何らかの活動をされたのか。されたなら何をされたのか。あるいは、されていないとしたら、今後どういうことをやっていただけるのかお聞きいたします。
 次に、環境の5点目は、スーパーですとか小売店へ買物袋のデポジット制あるいはキャッシュバックとも言いますが、そういったもの。それからもう一つが、再生紙製品の販売、先ほども少し御紹介しましたが、この2つの協力要請をお願いいたしまして、その後状況はどうだったかということであります。
 3月の議会で、買い物袋のデポジット制導入の協力要請をしていただきたいというお願いをしまして、これは要はスーパーのビニール袋の分だけでもごみを減らそうということで、昔に戻って買い物かごを持参して買い物をするようにという趣旨でありました。婦人会さんのつくられた手提げの買い物袋を御紹介しましたけれども、それが買い物袋のデポジットの話。
 それから6月の議会、これは先ほど1点目で言いましたようにお願いしております。ということで、この買い物袋のデポジットと再生紙製品の販売、この2点とも協力依頼をしますという御返事でしたので、その後どうなったのかなということで、これについても何か取り組んでいただいたのかと。取り組んでいただいたら、何をやっていただいているか。取り組んでいただいていなかったら、今後何をされるおつもりかお聞きいたします。
 次に、大きい2項目目、マルチメディア市役所の推進を。これ、細かく2点お聞きいたします。
 何月議会にどう言ったということを何回も言いますけれども、今回も同じように、3月議会におきまして、マルチメディア市役所の構築をというテーマで質問させていただいております。これ、これも簡単にもう一度振り返りますと、マルチメディア、要はコンピュータを使いまして、行政窓口での手続の面倒くささを解決しようというものでありました。これは郵政省が今年度からマルチメディア・パイロットタウン構想という施策を始めまして、その構想の中の1つにマルチメディアモデル市役所事業というのがある。これをうまく利用いただきたいということを3月に提案しまして、この事業というのは基本的には最初100%国から出まして、5年後に10%お金を返すだけでいいと。要は10分の1の費用で実施できるというものでありました。これも、当時前向きな返事をいただいて、非常にとんとん拍子に話が進みまして、いろいろな条件がそろったようですが、スピーディーに決まりました。つまり、多治見市が郵政省の実験場に選ばれたということになるわけです。
 そういうことで、このマルチメディアの1点目は、この今後の計画はどのようになっているかお聞きいたします。新聞などで若干報道されておりますが、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。
 それから2点目は、行政改革とどう関連してくるかということであります。行革、例えば組織のスリム化、あるいは窓口業務の一本化、縦割りの排除、そういったこととこのマルチメディアとどう関連するのかをお聞きいたします。つまり、コンピュータをただ取り入れて、今まで手作業でやっていたものを機械にやらせるということだけでは意味が薄れるわけでありまして、当然そのコンピュータを入れることによって、市民サービスが向上するということ、これは当然であります。それからもう一つは、行政内部が効率化する、この2つがやっぱりセットでないといけないというふうに思います。そういう意味で、特にこの2点目、行政内部の効率化、先ほど言いました組織のスリム化ですとか、あるいは窓口業務の一本化、縦割りの弊害を排除するといったことを同時に取り組んでいくべきだと思っております。この点について、どうお考えになっているのかお聞きいたします。
 次に、大きい3項目目であります。駅周辺整備事業について、細かく2つお聞きいたします。
 昨年の暮れから2カ月に1回ほどの割合で見直し案の説明会を開いてきております。そして、この9月の1日、2日と最終案の説明会がございました。説明会の中で、ある程度説明もされておりますが、1点目は、今後、都市計画決定までの予定についてお聞きいたします。
 それから2点目は、都市計画道路についてお聞きいたします。
 ちょうど、以前この都市計画道路につきましては、JRの南北を結びます南北道路といいましょうか、そういったものも一緒に都市計画決定すべきではないかという御質問をいたしましたが、それに関しましてはかたくなに否定されておりますので、今回は見送りまして、特に東西線、つまり音羽・小田線と呼ばれる路線に関してお聞きいたします。
 ちょっと小さいですが、執行部からいただきましたこの図、皆さんはもう見なくても御存じかと思います。音羽町から小田町に抜けるこの路線であります。この音羽町地内でS字に曲がっております。このS字カーブをもっとなだらかにできないかという1点に絞ってお聞きいたします。
 この案が出てくる前に、A案とB案というのがございまして、A案というのが、この東西線がほぼ真っすぐの案でありました。それからB案というのは、このS字カーブがもう少し上まで立ち上がって、大きいSを描いておりました。最終案はその2つをミックスして小さいSに変わったということであります。要は、アールとアールの間の距離がB案に比べて短くなってきたということであります。その距離が短くなった分、かえってカーブとカーブが接近しまして危なくなったのではないか。見通しが悪い。こういう側道から非常に出にくいという問題が考えられます。それから、現状の仮の案では、S字の真ん中に信号機交差点を設けようと。これは非常に危険ではないかなというふうに感じます。そしてこのあたりの子供たちが通学路として通ります。それも3点目として大変危ない。ということで、私はこのS字カーブをもっとなだらかにすべきだというふうに考えております。
 大変素人考えかもしれませんが、この交差点をもう少し南へ下げれば、ここのSはもう少しなだらかになりますし、あるいはこのカーブのアールをもっと大きくとれば、やはりなだらかになります。ほかのいろいろな要件があるということも承知しておりますが、ほかの要件を考えても、今言ったような交差点を下げる、あるいはアールを大きくするということは可能に思いますが、そういった見直しをするおつもりはないかお聞きいたします。
 次行きます。大きい4項目目は公共交通機関についてお聞きいたします。細かく2つお聞きいたします。
 まず、1点目は、市内に小型タクシーを導入できないかという質問であります。市内のタクシー会社3社ございますが、聞きますと全部で3社合わせて150台ぐらいあるようで、すべて中型タクシーです。ただ、どうも最近1台だけ小型があるというような話も聞きましたけれども、基本的には全部中型タクシーであります。一方、多治見の周辺都市を見ますと、土岐市、瑞浪、可児、美濃加茂、いずれも小型タクシーがございます。御存じのように中型が5人乗り、小型は4人乗りで、小型の方がお安いということですね。
 例えば仮の計算ですけれども、ノンストップで5キロ走ったとします。今の料金体系で5キロ走りますと、中型が1,670円で、小型は1,490円になります。180円差があるわけですね。実際には速度とか時間なんかも関係してきますので、それよりもっと開いてくるのが一般的であります。利用者にとって、中型は何のメリットがあるのかなということは、要は1人余分に乗れるということです。ただ、中型タクシーを5人で乗るというケースがあるかどうかということでありますが、実は大変この問題に熱心な方が、一昨日、タクシーの乗車状況をわざわざ調べていただきました。
 多治見駅で、朝の7時から11時まで、そして夜の7時から10時半まで、何と合計7時間半に及びまして多治見駅で乗車状況を調べていただきました。大変な労力をかけていただきました。結果は、朝の4時間、72台発車いたしまして102人乗りました。夜の3時間半のうち88台で106人。この7時間半を合わせますと、160台で208人が利用されたということなんですが、内訳は1人で乗った人が今の160台中118台、74%が1人での利用。2人利用が36台で3人が6台。4人以上で利用した人はなかった。当然、5人での利用というのはなかったわけで、普段の5人利用というのは皆無に等しいと言えるわけであります。そういう意味で、このデータからも4人乗りで十分だということです。
 十数年ぐらい前を振り返りますと、多治見にも小型がございました。ぜひ、利用者のためにもう一度小型を復活させていただきたいというふうに思います。そういうことで、市の方からタクシー会社に、小型タクシーの導入のお願いをしていただきたいということであります。当然、タクシー会社の利益の問題もありますけれども、小型車を何台か導入しますと、うまく市民に宣伝します。そうしますと、どこかの会社に電話をかけるときに、ではあそこの会社は小型があるから、あそこの会社にしようということで、かえって電話がたくさん鳴って、その会社はもうかるのではないかと。それでうまくやれば、会社にとっても悪い話ではないなというふうに思いますので、強力にタクシー会社にお願いいただきたいということであります。
 公共交通機関の2点目であります。2点目は、廃止バス路線への対応について。
 東鉄バスの廿原線というのが今月で廃止になるそうです。今後も、マイカーが増加しますとバス離れが進みまして、採算が合わない路線が廃止されてくる、そういう可能性がございます。子供ですとか、お年寄り、そういった方々の足を確保する。あるいは通勤者などでもマイカーで駅まで行きますと、駐車場がないとマイカーも利用できないというような問題ございまして、当然、できるだけバス路線というのは残していきたい、存続させる必要がございます。
 聞くところによりますと、この廿原線、コミュニティバスという形で存続させるということであります。スクールバスですとか、福祉バス、そういったものと統合しまして、コミュニティバスと名と変えて、市が一部負担して残していくということをお聞きいたしましたが、今後、この廿原線以外にもそういったバス路線の廃止が計画される可能性が十分ございます。そういった計画が出てきた場合、市としてはどういう対応をされるのか。廿原線のような形で存続させられるかどうか、そういった点についてお聞きいたします。
 最後です。5項目目、功労者の表彰について。これは、この表彰基準について1点に絞ってお聞きいたします。
 多治見市の功労者などの表彰基準は、多治見市功労者表彰条例、あるいはその他の規則などに規定されておりますが、その基準を見直す必要があるのではないか。あるいはもう少し弾力的に運用すべきではないかという事例がございましたので、この質問をさせていただきます。
 どういう事例かといいますと、以前、市内のある方がある金融機関に奨学金の基金を創設するために1億円を寄附されております。この基金、この地域の苦学生に奨学金を交付しております。1億円。大変けた外れの額でありまして、最近聞かない額であります。しかも苦学生のためのすばらしい善行であります。にもかかわらず、この方は何の表彰もされておりません。これは金融機関に対して寄附したわけですから、行政に対する寄附ではないんですが、そういう理由で表彰されないのかなというふうにも思えるわけですけれども。多治見市民でありまして、1億円という相当の額を寄附しようと、そういう方が出たということは、多治見市にとっても大変誇りなことであります。そして、多治見も含めたこの東濃地域の苦学生のためという目的であります。当然、何といってもけた外れの額。どれをとっても、これは表彰すべきではないかというふうに思うわけでありまして、どうして市がこの方を表彰しないのか。この基準に合わないならば、その基準を見直すべきではないかというふうに思いまして、この質問をさせていただきます。
 以上、大きく5項目お聞きいたしました。よろしくお願いします。(拍手)

P.166 
◎市長(西寺雅也君) 山本議員の駅周辺整備事業についての第1点目の都市計画決定までの予定につきまして御質問がありましたので、私からお答えを申し上げます。
 駅周辺整備につきましては、縮小、見直しを行い、その案に基づき4回の地元説明会を行いました。多くの関係者の参加、あるいは盛んな論議を経まして、第4回には最終案を示してきたところでございます。市といたしましては、平成10年3月に多治見市都市計画審議会に諮るため、第4回の説明会で提案いたしました案をもとに、今後、警察・県・国はもちろんのことでございますが、JR東海、あるいはJR貨物等の関係機関との協議に入ることといたしております。こうした協議の過程で部分的な変更も考えられますので、都市計画審議会に諮る案の説明会を、来年1月下旬に予定をしたいというふうに考えております。
 なお、決定権者が土地区画整理事業を施行する区域の決定は多治見市、都市計画道路の決定につきましては、岐阜県知事というふうに異なっておりますので、次の都計審の後、なるべく早い時期に開催されます岐阜県都市計画地方審議会に諮っていきたいというふうに考えております。
 なお、都市計画決定を伴わない区画道路等の問題につきましては、今後とも地域の皆さんと議論を重ねながら、練り上げていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

P.166 
◎環境経済部長(船戸A一君) お答え申し上げます。
 まず、環境共生都市の実現に向けてということで、グリーン購入ネットワークの入会後の状況のお尋ねでございます。これは現在、OA、印刷用紙等、それからコピー機、レーザープリンター、レーザーファクシミリ及びその複合機についての2種類のガイドラインがまとまり、公表されております。引き続き、パソコン、冷蔵庫、トイレットペーパーのガイドラインの策定が進められておりまして、環境負荷ができるだけ少ない商品が選択されることが期待されております。
 市といたしましても、今度、岐阜県の策定した再生製品に関するガイドラインが発表されました。そうしたこともあり、これからのそういった情報を生かして、独自の再生製品の利用に向けた取り組みができるように、庁内調整をいたしてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
 次のスーパー、小売店への協力要請につきましてでございます。
 再生製品のPR、あるいは利用拡大について、広報あるいはフリーマーケット等で啓発に努めております。スーパーや小売店の協力要請につきましては、多治見市廃棄物減量等推進審議会において、ごみ減量協力店制度の導入について検討いたしております。その内容といたしましては、簡易包装の推進、それからエコマーク商品の販売の促進、空き缶、ペットボトル等の回収などといった内容を盛り込んで、積極的に取り組んでいただける店に対して、申請に基づきまして市が認定を行うと、そういった制度の導入を検討いたしております。市はそういう制度のバックアップといたしまして、協力店リストを作成いたしまして、刊行物等で広く市民の皆さんに利用の啓発を行う、利用していただくということで協力店の指導、拡大に努めてまいりたいと。市民のリサイクル意識の定着にも、あわせて努めていきたいと、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、小型タクシーの件でございますが、御要望のように要望してまいりたいと思います。
 それから、バス事業者の路線の廃止に対する市の考え方ということでございますが、廿原線につきましては、御説明ございましたので省略させていただいて、そういった場合には、同様に今後バス事業者によりバスの廃止という方針が打ち出された場合には、市といたしましては、あくまでも地元住民の方々の意思を尊重した上で、積極的にバスに乗車していただけますように、まず呼びかけます。しかし、存続について検討は十分いたして、存続について考えていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

P.167 
◎総務部長(江口賢治君) 私の方から、庁内における再生紙の利用の件と、表彰の件についてお答えを申し上げます。
 再生紙の使用につきましては、平成7年から始めておりますけれども、当時は品質が悪かったり、それから価格が高かったりというようなことで、平成7年度では実際にはコピー用紙で再生紙の導入を図ったというのが現実でございます。翌8年度になりますと、再生紙の品質が大変よくなりました。あるいは、価格も安くなってきましたので、庁内で使っております紙の34%再生紙を使ったというデータを残しております。
 なお、今年度の途中の状況でございますけれども、昨年の同時期で29%であったものが、現在40%ということになっておりますので、さらにこの比率が伸びているという状況が御報告させていただけると思います。なお、コピー用紙につきましては、ほとんど96%までが再生紙という状況になってございます。
 次に、業者から市の方に提出される書類の紙質につきまして、再生紙にするようにという御指摘でございます。現実的には、出していただく書類というのは市販の様式を使うものも相当ございますし、あるいはそれぞれのところで大量に印刷されているというような状況もございます。そんなようなことから、私どもから再生紙を使いなさいというふうに、半ば義務づけるところまではかなり難しいだろう。折に触れて使っていただきたいという要望をしていきたいと思います。
 また、それから今後は今まで行ってきました広報紙のほかにも、市が使用いたします印刷物や市民の方々に対するお知らせなどに、再生紙利用の表示をいたしたり、再生紙利用の促進のアピールを刷り込む、そんなような工夫もしてまいりたいと思うものでございます。
 次に、表彰の件でございますけれども、市が行います表彰等につきましては、その対象範囲、これを大きく分けまして9つに分類しております。その内容でございますけれども、市民生活の多岐にわたっておりまして、どのような分野の功労、あるいは功績でございましても、いずれかの升にはまる、そのように考えております。しかし、御質問いただきましたようなケースにつきましては、寄附をしていただいたという行為自体、個人の奇特な善意のもとで行われたものでございますけれども、特定の団体や特定の企業の活動に関連して行われた行為、こういう点につきまして、その公共性、公益性という点から、対象外となる、そういうような状況も多いというふうに考えております。
 よろしくお願いします。

P.168 
◎教育参与(柘植五男君) お答えをいたします。
 環境問題では、疑わしきは禁止するという原則にのっとり、教育委員会では幼稚園、小・中学校の焼却炉の使用は10月1日をもって使用をやめる方針でございます。幼稚園、小・中学校では、これまでも資源回収に積極的に取り組んできましたし、また日常の指導の中で、ごみの減量化、分別収集、リサイクル化等を学習したり、あるいは地球環境を守る学習をいたしております。小規模ごみ焼却炉によるダイオキシン発生が指摘される中、未来に生きる幼児・児童・生徒が学ぶ幼稚園、学校において、率先してごみ焼却をやめることの教育的意義の大きさも考慮し、実施に踏み切ることに決定いたしました。
 実施に伴い、学校では幾つかの不便や困難が生じますが、教育委員会では1つ1つ問題を解決しながら、また三の倉センターの指導、協力を得ながら、スムーズに移行できますよう配慮いたす所存でございます。

P.168 
◎企画部長(長江松男君) マルチメディア市役所について、今後の計画でございます。
 現在、全体の実施計画を作成している段階でございますけれども、当面、今わかっている計画、そういう範囲で御説明をさせていただきます。
 まず、平成9年度には事業全体の実施計画の作成と、ICカード利用による各種証明書発行のための機器等の仕様書の作成、それからシステム整備を行ってまいります。平成10年度に入りまして、早い段階でシステムを完成させ、実験運用に取りかかりたいと考えております。それと同時に施設の予約管理システムの設計、システム整備を行い、年度末から実験運用を開始できると考えております。その後、12年度までにわたって実験データを収集する予定になっております。
 それから行革との関連でございますが、この実験で期待される効果として、ICカード利用による申請書等のペーパーレス化、あるいは手続の一元化など、事務の効率化、住民サービスの向上が考えられますけれども、議員御指摘のように、行政内部の効率化、これをやっぱり図ってまいらないといけないのではないかなと。具体的には、行政のスリム化とか、あるいは窓口の一本化、縦割り行政の排除など、機構の変更をも視野に入れた計画づくりを行ってまいりたい、このように考えておりますのでよろしくお願いをいたします。

P.169 
◎都市計画部長心得(荒川康利君) 駅周辺整備事業についてお答え申し上げます。
 第1点目の都市計画決定までの予定につきましては、市長が答弁いたしましたので、2つ目の都市計画道路について答弁させていただきます。
 音羽町でのSカーブが連続する区間は危険である。緩やかな曲線、直線に近くは考えられないかという御質問でございました。説明会でもSカーブが連続する線形への交通安全上の不安といった御意見をいただいております。白山町の街区に与える影響がないかどうかをチェックしながら、駅前街区の土地利用を一部修正することも念頭に置いて、曲線半径が少しでも緩やかにならないか検討しようと思っております。
 提案しております白山町地内の旧県道沿いの宅地の減歩緩和や、白山神社からの右折の確保、また駅前に入る道路と東西幹線との交差点の形状や、多治見の顔となる駅北駅前街区にある程度の広がりを持たせる等といったことを考えながら、結果的に半径100メートルの曲線が連続するような形で、現道にすりつけています。
 連続するカーブ間からのバス・タクシーの出入りや、見通しの悪さといったことは、案を検討する中でも議論したことでありますので、土地利用や駅へのアクセスを考えながら、もう少し緩やかな線形にならないか、再度検討をいたしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

P.169 
◆1番(山本勝敏君) 何点か再質問させていただきます。
 まず、総務部長にお伺いいたします。
 環境問題の1点目、2点目でありますが、現在、再生紙の使用率、随分伸びてきているということでありました。ただ、例えば去年29%だったのが、現状で40%ということでありますが、まだ、そういう意味では半分以下の使用率。私が考えますところ、最近、再生紙も随分よくなってきておりますので、どんなものでも再生紙で十分用途は賄えるというふうに思っております。そういうふうに思うんですが、まだ半分にも満たないということで、何か再生紙ではいけない理由があるかどうか。再生紙でなくて、新品の紙でないといけないよというようなものがあるのかどうか、まずお聞きしたいと思います。
 それから2点目、先ほど業者への提出書類、再生紙へという点につきまして、義務づけは難しいと、要望はできるということでございましたが、義務づけができない理由をお聞かせください。
 次に、環境経済部長にお伺いします。
 先ほどの小型タクシーの件ですけれども、市の方からそういった要望をしていただくということなんですが、岐阜の陸運支局の方からそういった指導とか、要請はできないものかということをお伺いいたします。
 それから最後になりましたが、功労者の表彰基準につきまして、これは市長にお伺いしたいと思います。
 この功労者の表彰基準、いろいろ条例とか規則がございますけれども、例えば多治見市功労者表彰条例の中に、第2条1項の6、これは表彰の範囲になるわけですけれども、これに前各号に掲げる者のほか、市勢の振興に顕著な功績があった者で、市長が特に表彰を必要と認める者というふうに記してございますが、この方の場合、市長が特に表彰を認められないかどうか、そのお考えをお聞きしたいと思います。
 以上、よろしくお願いします。

P.170 
◎市長(西寺雅也君) 表彰の問題でございますけれども、基本的には先ほど総務部長が答弁したとおりでございますが、やはりケース・バイ・ケースで考えざるを得ないだろうというふうに思っておりまして、この方が該当するかどうかという問題につきましても、1つ1つ個々の問題として処理する以外にないのではないかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

P.170 
◎総務部長(江口賢治君) 再生紙の利用の関係でございますけれども、実際に本年度で半分少し、6割近くなるかなというふうに思っておりますけれども、なかなか使いづらいというものは、補助申請に関するいろいろな書類、あるいは補助事業の実績報告、これはなかなか長年の役所の感じから言って、保存とかあるいは何回も使うとかというようなことから、使いづらいというようなことがあるだろうと思います。それにしましても、さらに再生紙を使うように工夫をしてまいりたいと思います。
 それから、議員は市がお客様である契約の相手というような表現をなさいましたけれども、そのあたりですと、事業の着手報告だとか、完成報告だとか、現場代理人の報告だとかというようなものが多くて、大量に役所の方が用紙で報告をいただくというような、それぞれ特別な法律に基づいたものなんかは、今はコンピュータ処理の用紙ですので、そういうものを除くと、やっぱり今言いましたそのあたりかなというふうに思います。
 使っていただきたいと、こういうふうにお話はしてまいりますけれども、やはりそれぞれの業界で大量に印刷をなさってみえるようですので、来年からそちらの方も再生紙でいただいておりますというような状況になるかどうかは知りませんけれども、そういう要請はしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。

P.171 
◎環境経済部長(船戸A一君) タクシーについてのお尋ねでございました。
 説明を省略いたしまして失礼いたしました。タクシー業務の許認可につきましては、中部運輸局が行っておりますが、特に小型車の導入について指導するということはなく、あくまでも会社の方針に任せると、そういう運輸局からの返答をいただいております。また、最近の情勢といたしまして、多治見市を含む県下の主要都市では、タクシーは余剰傾向にあり、今後保有台数の増加は認められず、仮に小型車を新たに導入することとなれば、その分中型車台数を削減するよう指導をしていくとのことでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

P.171 
◆1番(山本勝敏君) 珍しく3回目の質問をいたします。
 これは総務部長に要望しておきます。再生紙でいけない理由はということで、例えばそういった国への補助申請の書類、そういったもの、確かに理解はします。ですから、そういったもの以外は100%今後再生紙にしていただくよう、強く御要望いたします。
 次に、環境経済部長にも御要望いたします。先ほどタクシー会社さんに要望していくということでありまして、せっかく先ほど御紹介しましたデータ、これ7時間半かけてとったデータもございますので、これコピーしてお渡ししますので、こういったものを持って会社の方にも要望してください。お願いいたします。
 それから最後、功労者の表彰につきまして、市長はケース・バイ・ケースということでございました。大変難しい問題でございますが、実はこの方、最初は市の方に寄附しようという御意向だったと伺いました。ただ、今、市の方のそういった基金は、個人名をつけないという方針でございまして、その方は何とか個人名を残したいということで、市の方からその金融機関の方に寄附先を変えたということらしいんですが。そういった経緯を御存じかとは思うんですけれども、もう一度、たまたま市だったのが金融機関になってしまったわけですけれども、非常に個人的に考えますと、そういう方を表彰すると、ほかの方も見ていて、やっぱり私財を投げ出してやるといいことがあるんだなという勇気づけにもなると思うんですね。そういう意味で、ちょっと大目に見ていただけたらどうかなと思うんですが、再度、御検討いただけないものか、市長の御見解をもう一度お伺いして、3回目の質問にします。

P.172 
◎総務部長(江口賢治君) お答え申し上げます。
 現在の私どもの制度で言いますと、表彰規則によります感謝状の贈呈というところになるかと思いますけれども、ですが、やはり1つの企業に関連したところの寄附ということでございますので、表彰審査委員会に参考の御意見をお伺いをしたとしましても、これはかなり難しいことになろうと、そういう認識をしております。よろしくお願いします。